ヒドロキシクロロキン療法
実施診療科 | リウマチ内科 |
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承認年月日 | 2016年11月1日 |
適応症 | 関節リウマチ(既存の合成抗リウマチ薬による治療でDAS28が2.6未満を達成できないものに限る。) |
主な内容
先進性
関節リウマチは関節に炎症が持続的に起きることで軟骨や骨が少しずつ破壊される病気で、抗リウマチ薬が治療の中心となります。ヒドロキシクロロキンは海外(アメリカ、欧州、日本を除くアジア等)では1950年代から標準的に用いられている抗リウマチ薬のひとつですが、日本では現在も承認がされておらず、治験の予定もありません。今回、既存の抗リウマチ薬でも寛解になっていない関節リウマチ患者さんを対象として、ヒドロキシクロロキンを先進医療として治療を行う承認を得ました。
概要
これまでに抗リウマチ薬で治療しても寛解に至っていない関節リウマチ患者さんが対象となります。ヒドロキシクロロキンを半年間毎日内服して頂き、その有効性を確認します。
効果
海外の報告では、関節の腫れや痛みの軽減や検査数値が低下することが知られています。日本人の関節リウマチ患者さんでも、同様の効果が期待されます。