産科

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研究内容

 臨床に直結したトランスレーショナル・リサーチから、将来の臨床応用を念頭においた基礎医学的研究まで幅広く行っています。研究成果は実際の臨床への応用など医療に還元しているものもあり、さまざまな学会から内容を認められ数多く表彰されています。
【実践的研究例】
・体外受精培養液の組成の工夫
・着床前診断の精度を高めるための検査技術研究
・妊娠糖尿病の疫学的研究
・胎児超音波診断の技術的研究 など
【基礎医学研究例】
・幹細胞研究(子宮内膜や子宮筋の組織幹細胞研究)
・着床研究(受精卵と子宮内膜相互の生命反応研究)
・受精卵の発生機序をつかさどる新規因子の研究 など

教育内容

 本学の医学生から、初期臨床研修医、後期臨床研修医(専修医)、専修医過程を修了した中堅医師にいたるまで、シームレスな教育を臨床面・研究面双方で行っています。基本となる必修知識・技術から、より高度な専門性を求めた専門医の育成にとりくんでいます。産婦人科の基本4分野(周産期医学・生殖医学・腫瘍医学・女性医学)のエキスパートが在籍し、全てを研修できる数少ない研修施設のひとつとなっています。
 また、忙しい医師への教育ですので、実地臨床で経験を積むだけではなく、合理的で無駄のない医療医学の理屈を学ぶためのカンファレンスや研修医向けのレクチャーも数多く行っており、充実した研修システムを構築しています。
 ガイドラインやマニュアルの基本は学びながらも、あくまでも症例に応じたテーラーメードな治療を計画できる「考える医療」のできる人材の育成が基本方針となっています。

主な実績


生殖分野では人工授精(約356件/年)、体外受精(471件/年)・胚移植(492件/年)、内視鏡手術・子宮鏡手術(33件/年)を中心に不妊症診療を行っております。周産期分野では、ハイリスク妊娠の分娩管理とともに、合併症や危険因子を有しない、いわゆるローリスク妊娠の患者さんの分娩にも対応しています。(総分娩数831件/年)無痛分娩にも力を入れており、年間211件の無痛分娩を取り扱った居ます。また、NIPTや羊水検査、超音波検査による出生前診断にも積極的に取り組んでおります。
*上記統計はすべて2023年
詳しくは、産婦人科学教室のホームページをご覧下さい。
http://www.obgy.med.keio.ac.jp/greeting/statistics.php

医療連携・紹介制度について

主治医や担当の看護師と連携しながら、患者さんが安心して療養生活が送れるよう、以下のご相談に応じております。

連絡先

より詳しい情報は当部門の専用webサイトをご覧ください。

受診について

  • 当院では患者さんの待ち時間を短縮するため、予約制を導入しています。
  • ご予約方法は一般の患者さんと医療関係の方で異なります。