形成外科

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研究内容

下記のテーマで班別に研究活動を行っています。
1)再生医学
 i)毛包再生
 ii) 皮膚付属器を含めた完全な皮膚再生
 iii) 脂肪・骨格筋の再生
 iv)リンパ管の再生
 v)多血小板血漿を利用した骨新生
2)血管解剖に基づいた皮弁血行の解明
3)ケロイド・肥厚性瘢痕のメカニズムの研究
4)シミュレーション外科(デジタルイメージング、ネットワーキング、手術シミュレーション)
5)3Dディジタイザによる顔面、躯幹の計測と臨床応用

教育内容

当科の初期臨床研修では、豊富な手術症例をもとに積極的に手術に参加してもらいます。皮膚縫合、植皮などの形成外科の基本手技が自信を持って行えるようになってもらいます。また、カンファレンスを毎週2回行い、知識の確認を行います。乳房・頭頚部などの癌切除後の再建手術、皮弁形成術、マイクロサージャリー、顔面外傷・骨折の管理、創縫合の基礎、再生医学や創傷治癒学の基礎、難治性潰瘍や褥瘡の管理、口唇口蓋裂・多合指(趾)症をはじめとした小児先天性疾患の治療、巨大色素性母斑の治療、眼瞼下垂症、顔面神経麻痺の治療、レーザー治療、スキン・ケアの基礎などを幅広く学びます。形成外科全般の基礎知識から実際の手術手技まで、幅広く学びます。成人病棟・小児病棟で、それぞれ実際に患者さんを受け持ち、手術も経験してもらいます。
後期臨床研修(専修医課程)プログラムでは、本制度の研修目標に沿い、将来形成外科専門医を取得し、形成外科を標榜する医師のための慶應義塾大学医学部形成外科の臨床研修目標の達成を目的としています。4年間を通じて形成外科の知識、技能の習得及び病棟運営の方法を学び、さらに後半では学位取得を目標とした研究活動を行います。

主な実績

名称 件数 備考
外傷 24 2022年度
先天性疾患 228 2022年度
腫瘍 341 2022年度
瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド 65 2022年度
難治性潰瘍 38 2022年度
炎症・変性疾患 50 2022年度
その他 55 2022年度

医療連携・紹介制度について

主治医や担当の看護師と連携しながら、患者さんが安心して療養生活が送れるよう、以下のご相談に応じております。

募集・採用について

慶應大学形成外科では、専修医の募集を行っております。
詳しくは、nonken@2001.jukuin.keio.ac.jp までお問い合わせ下さい。

連絡先

より詳しい情報は当部門の専用webサイトをご覧ください。

受診について

  • 当院では患者さんの待ち時間を短縮するため、予約制を導入しています。
  • ご予約方法は一般の患者さんと医療関係の方で異なります。