糖尿病先制医療センター

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主な実績

【2023年度】
糖尿病外来の通院患者数 約6500名
インスリンポンプ療法患者数 約80名
フットケア外来通院患者数 約100名

医療連携・紹介制度について

主治医や担当の看護師と連携しながら、患者さんが安心して療養生活が送れるよう、以下のご相談に応じております。

1型・インスリンポンプ外来

インスリンポンプは持続的にインスリンを皮下に注入することで、従来のような頻回のインスリン注射が不要となります。近年は小型化が進み、さらに持続血糖モニター機能も備わり、血糖コントロールが困難な方でも良好な血糖管理が実現可能となりました。当センターでは最先端の機器を導入し、専門知識を持った医師・看護師が一丸となって合併症予防に努めています。ご紹介いただきます際は「1型糖尿病・インスリンポンプ外来」宛てで紹介状をご記載ください。

フットケア外来

糖尿病の方は足壊疽のリスクが高く、正しいケアを怠ると下肢切断となることもあります。当外来では足のケアに関する専門の知識と技術を持った医師・看護師が、胼胝(タコ)や潰瘍といった皮膚や爪のトラブルに対し丁寧なケアを行っております。さらに形成外科、血管外科、整形外科、皮膚科と連携しており、軽症の方の予防から重症の方の治療まで幅広く対応が可能です。

肥満症外来

肥満症は糖尿病や高血圧症、脂質異常症など様々な疾患を引き起こします。当外来では食事・運動療法のみならず、内服薬や注射薬、心理的サポート、腸内細菌やロボット技術を応用した様々な方法で治療に取り組んでいます。外科的治療を行う医療施設とも連携しており、患者さんお一人お一人に合った減量をチーム体制でサポートしています。ご紹介いただきます際は「肥満症外来」宛てで紹介状をご記載ください。

遺伝性糖尿病外来

一部の糖尿病では遺伝性がある事が知られており、治療方針が一般的な1型・2型糖尿病と異なる方がいらっしゃいます。当センターでは小児科遺伝チーム・臨床遺伝学センターとの連携により遺伝子診断を開始いたしました。主に親子でお若くして糖尿病を診断されている方を中心としたMODY(家族性若年糖尿病)の検査を行っております。その他遺伝性の糖尿病についての相談も受けておりますのでお気軽にご相談ください。ご紹介いただきます際は「遺伝性糖尿病外来」宛てで紹介状を御記載ください。

ご紹介いただく先生方へ

血糖コントロールが難しい方、インスリンやGLP−1受容体作動薬などの注射薬の導入が検討される方、高度肥満のある方、1型糖尿病の方やインスリンポンプ療法が検討される方、足病変のハイリスクの方、強い遺伝性を疑う糖尿病の方などいらっしゃればお気軽にご紹介ください。治療方針を見直したい方、多忙で生活習慣の改善が乏しい方などを対象に週末を活用した短期入院も行っています。ぜひご活用ください。

受診について

  • 当院では患者さんの待ち時間を短縮するため、予約制を導入しています。
  • ご予約方法は一般の患者さんと医療関係の方で異なります。