信濃町地域防災コミュニティー防災訓練を実施しました

2014年11月10日

平成26年11月1日(土)午前、慶應義塾大学病院正門前駐車場、1号棟、南門駐車場を会場として、平成26年度信濃町地域防災コミュニティー防災訓練を実施しました。信濃町地域防災コミュニティーは、信濃町町会、信濃町商店振興会、信濃町地域の事業団体が加盟しており、災害発生時に区域内で相互応援を行うことになっています。そして、四谷消防署の協力を得て、平成12年より毎年1回、会場を地域の3事業団体持ち回りで、地域防災訓練を実施しています。15回目の今回は、当院を会場とし、病院長が一日消防署長を務め、次の訓練が行われました。

・大型地震および火災発生を想定した慶應義塾大学病院教職員による消火・避難・救助訓練
・信濃町地域応援による負傷者等の担架搬送、避難所でのトリアージ救護訓練
・消防署員・消防車による救助脱出訓練
・消防車、大学病院教職員自衛消防隊、四谷消防団、町内会等による放水訓練
・消火器取り扱い訓練、煙ハウス体験、三角巾を活用した応急救護訓練、信濃町町会による炊き出し等

当日は、慶應義塾大学病院教職員、信濃町地域の在住在勤者、四谷消防署、総勢約150人が参加し、また約150人の見学者がありました。訓練の最後には、四谷消防署長、新宿区長、信濃町町会長、病院長から講評をいただき、有事に必要なコミュニケーションや迅速な対応に備え、平常時の訓練の大切さを改めて認識する機会となりました。

慶應義塾大学病院は、災害拠点病院としての機能を果たし、患者さん、地域の皆様が、安心安全に過ごせるよう、努めてまいります。



竹内病院長への一日消防署長委嘱


救助訓練


救助訓練


負傷者等の担架搬送、トリアージ


はしご車による救助訓練


一斉放水の合図「放水開始!」


放水訓練


講評