当院医師に世田谷消防署長の感謝状が贈呈されました
2013年03月14日
平成25年3月14日(木)、慶應義塾大学病院内で、当院永尾圭介医師(皮膚科)と小林奈奈医師(腎臓・内分泌・代謝内科)に、傷病者の救命をした功労に対し、世田谷消防署長からの感謝状が贈呈されました。
両医師は、2月19日(火)午後10時頃、駅構内において、心肺停止に陥り生命の危機に瀕していた男性に対して、周囲にいた方々の協力(AEDの手配、救急車要請の連絡等)を得ながら、人工呼吸、心臓マッサージ及びAEDを使用して蘇生処置を行いました。男性は自発呼吸ができるようになり、その後、救急車で病院へ搬送され、一命をとりとめました。
表彰に際し、永尾医師は「患者さんの役に立つことができて、医師として光栄に思います。」、小林医師は「患者さんの意識が回復されたと伺って、本当に嬉しく思います。今まで習ってきた、絶え間ない心臓マッサージと迅速なAED対応の大切さを実感しました。今回の経験から、AEDの普及は大切なことであると感じました。」と述べました。