歯科・口腔外科

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研究内容

【臨床系研究】
口腔外科系
力覚機能を有した遠隔操作ナビゲーション手術システムの開発
癌治療における口腔機能の管理
顎矯正手術におけるナビゲーション手術の応用拡大  など
口腔内科系
難治性口腔粘膜疾患の発症機序解明と治療法の開発
抗真菌剤の用法による治療効果の検討
周術期における口腔ケアに関する臨床的研究
非歯原性歯痛の鑑別診断法の確立 など
歯科系
ノンクラスプデンチャーの義歯床の沈下に関する研究
即時顎補綴関連の臨床研究
PAP(舌接触補助床)を用いた際の摂食時の食塊形成に関する臨床研究 など

【基礎系研究】
歯周組織幹細胞の同定と新規歯周組織再生療法の確立
成体由来非歯原性細胞からの歯原性硬組織再生
癌周囲間質細胞の存在とその動態解析
口腔癌の予後規定因子に基づく個別化治療の確立
骨代謝研究
自己免疫性水疱症の口腔粘膜病変発症機序の解明と治療法の開発
天疱瘡病態形成におけるIgM抗体の役割に関する研究
粘膜類天疱瘡の口腔粘膜病変に関する研究
臨床応用へ向けたiPS細胞の高品質化  など

主な実績

【顎口腔腫瘍】慶應義塾大学病院は「地域がん診療連携拠点病院」に指定されており、当科では3名の日本がん治療認定医機構認定医(歯科口腔外科)を中心に、各科とのチームアプローチによる集学的治療を行っている。顎口腔腫瘍の年間初診患者数は約60人で当科手術症例における5年生存率は、stageI・IIの平均が95%、stageIII・IVの平均が65%。 【顎変形症】年間手術件数は約47例で、そのうち72%が下顎前突症、19%が下顎もしくは顔面の非対称、9%が下顎後退症や上顎の過成長。【顎口腔インプラント再建】年間約500例のインプラント及び関連手術を行っている。 中心となるシステムは、ザイブ、アンキロス、カムログ、フリアリット、SPI、GC、アストラ、リプレイス、ブローネマルク、カルシテック。
2023年度の初診患者数は4982人、年間手術件数は、入院全身麻酔手術278件で、外来局所麻酔手術やインプラント埋入手術を含めて3000件を超えています。

口腔悪性腫瘍手術      47件  2023年
顎変形症関連手術      71件  2023年
良性腫瘍・顎骨嚢胞等手術  55件  2023年
外来局所麻酔手術     2615件  2023年

医療連携・紹介制度について

主治医や担当の看護師と連携しながら、患者さんが安心して療養生活が送れるよう、以下のご相談に応じております。

募集・採用について

当教室では毎年臨床研修医を募集しています。指導医のもと、基本的な口腔外科治療、歯科治療に始まり、顎顔面インプラント、口腔腫瘍、顎変形症、口腔粘膜疾患、歯周病、補綴、顎関節症、口腔顔面痛などの専門的治療や研究などについても指導しております。また研修プログラム修了後に大学院進学も可能で、希望者は最先端の研究に従事し学位(慶應義塾大学・医学博士)の取得ができます。

連絡先

より詳しい情報は当部門の専用webサイトをご覧ください。

受診について

  • 当院では患者さんの待ち時間を短縮するため、予約制を導入しています。
  • ご予約方法は一般の患者さんと医療関係の方で異なります。