神経内科
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研究内容
当研究室の研究分野は神経内科学全般にわたります。コラボレーションも活発に行われており、各項目で紹介するように、さまざまな学内・学外の基礎研究室、臨床研究室と共同研究が進められています。詳細に関しては、当科ホームページを御参照ください。
教育内容
当病院は1000床を有する都内でも有数の特定機能病院で、外来患者数、病床回転率などで1、2を争う忙しい病院でもあります。また、救急部が受け入れる救急患者数も多く、神経内科はその一翼を担う役割を果たしています。当教室は中原仁教授以下計23名を擁し、50床を超える病床を管理しています。対象疾患は、神経変性疾患、脳卒中、脱髄性疾患、感染症、頭痛、てんかんなど広範囲に渡っており、他科との関連がある疾患が多いのも特徴です。
病棟では教授回診、カンファレンス、他科合同カンファレンスなどにより多方面から総合的に治療方針が検討され、診療が進められます。
指導方針としては、神経学的診察法、検査手技、EBMの実践方法をマスターすることはもちろんですが、神経学的側面だけでなく、内科医としての全身的な病態把握にも熟達し、高い問題解決能力を身に付けることを目標としています。
当教室では、ほぼ全員が内科学会認定医および神経学会認定専門医を取得しております。新内科専門医制度制度にも対応し、7内科(呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、腎臓内分泌代謝内科、神経内科、血液内科、リウマチ膠原病内科)および豊富な関連病院との連携下に研修を行うことが可能となっております。また多くの医師がサブスペシャリティーとして頭痛専門医、脳神経血管内治療専門医、認知症専門医、脳卒中学会専門医、臨床神経生理認定医を取得しています。
主な実績
当科には、年間延べ約3万人の患者さんが外来に来院されており、毎月50~80名の患者さんが初診として受診されています。また年間延べ約1万人の患者さんが入院されており、毎月約40~60人の患者さんが新規に入院されています。
あらゆる神経内科疾患の患者さんが通院並びに入院されていますが、特に重症筋無力症や多発性硬化症などの神経免疫疾患、パーキンソン病、脳卒中の患者さんが多い特徴があります。
新しい治療をなるべく早く患者さんに届けるべく積極的に活動しており、数多くの治験を実施しています(詳しくは当科ホームページをご参照ください)。
名称 | 件数 | 備考 |
---|---|---|
脳梗塞/頸動脈狭窄症など | 177 | 2023年入院患者数 |
脳出血 | 38 | 2023年入院患者数 |
重症筋無力症/筋炎・ミオパチー | 110 | 2023年入院患者数 |
多発性硬化症/視神経脊髄炎など | 89 | 2023年入院患者数 |
パーキンソン病 | 46 | 2023年入院患者数 |
脊髄小脳変性症/多系統萎縮症など | 38 | 2023年入院患者数 |
末梢神経疾患(ギラン・バレー症候群,慢性炎症性脱髄性多発神経炎など) | 61 | 2023年入院患者数 |
運動ニューロン疾患 | 30 | 2023年入院患者数 |
てんかん/痙攣 | 31 | 2023年入院患者数 |
頭痛(髄膜炎など含む) | 23 | 2023年入院患者数 |
脳炎 | 8 | 2023年入院患者数 |
その他 | 152 | 2023年入院患者数 |
合計 | 803 | 2023年入院患者数 |
医療連携・紹介制度について
連絡先
より詳しい情報は当部門の専用webサイトをご覧ください。
受診について
- 当院では患者さんの待ち時間を短縮するため、予約制を導入しています。
- ご予約方法は一般の患者さんと医療関係の方で異なります。