整形外科

概要

整形外科では「骨・関節・靱帯・筋肉さらには脊椎・脊髄・末梢神経を含む、運動器官」に関する治療を行っています。世界的に類を見ない高齢化が進んでいる我が国において、運動器疾患の治療は社会的にも重要性を増しています。4つの臨床グループ(脊椎・脊髄、上肢、下肢、腫瘍)により専門性の高い外来と手術を行っています。当院の整形外科は一般のクリニック・病院では治療が難しい疾患・腫瘍や手術症例などを中心に診療する特定機能病院となっています。

特色・方針・目標

整形外科学教室は1922年開講以来、1000名を超える優れた整形外科医を輩出してきた、日本有数の伝統と実績を有する教室です。当科では4グループの臨床班(脊椎・脊髄、上肢、下肢、腫瘍)の総勢23名のスタッフがそれぞれ専門性の高い外来を行っております。他の医療機関では治療困難と考えられた運動器疾患にも積極的に取り組み、実績を上げています。新型コロナウイルス蔓延前の2019年には2400件を超える専門性の高い手術を行いました。当科では‘一流の追及’‘基礎から臨床へ 夢の実現’を教室員のモットーとし、エビデンスに裏打ちされた最先端医療を提供し‘基礎研究と臨床が一体化した世界レベルの先駆的・先導的な整形外科教室’を目標に、日夜業務に励んでおります。

対象疾患は次のようになっております

次のような症状を扱っております

・上肢、下肢、背骨が変形している。
・関節の痛み
・関節がはずれている。
・関節が腫れている。
・関節がグラグラしている。
・骨が折れている。
・手・足が痛い、しびれる、麻痺している。
・上肢、下肢の運動障害がある。
・上肢・下肢に腫瘍がある。
・肩がこる。首・腰が痛い。

検査内容のご案内

主な実績

2023年の手術件数(外来手術も含む)は 脊椎・脊髄疾患(頸椎・胸椎・腰椎および脊髄)801件、 上肢疾患(肩・肘・手)562件、下肢(股関節・膝関節)579件、 骨腫瘍(骨腫瘍・軟部腫瘍)284件、四肢骨盤外傷手術 19件、総計 2245件でした。
詳細については当科ホームページをご覧ください。
http://www.keio-ortho.jp/orthopaedic/result.html

ご挨拶

我が整形外科学教室は1922年開講以来、1000名以上の優れた整形外科医を輩出してきた日本有数の伝統と実績を誇る教室です。2015年2月より2教授による新体制のもと、基礎と臨床の融合した世界をリードする整形外科学教室を目指して日々精進しています。

整形外科学教室 教授 中村雅也 整形外科学教室 教授 松本守雄  

医師紹介

氏名 写真 職位 専門領域 認定資格等
中村 雅也 中村 雅也 教授・教室主任・診療科部長 脊椎・脊髄外科 日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医
松本 守雄 松本 守雄 教授・病院長 脊椎・脊髄外科 日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医
渡辺 航太 渡辺 航太 准教授・診療科副部長 脊椎・脊髄外科 日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医
岩本 卓士 岩本 卓士 准教授 手・肘の外科 日本整形外科学会認定整形外科専門医 
日本手外科学会専門医・指導医
日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医
日本整形外科学会認定リウマチ医
原藤 健吾 原藤 健吾 専任講師 膝関節外科 日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本スポーツ協会認定スポーツドクター
日本リウマチ学会認定リウマチ専門医
日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会認定関節鏡技術認定医
日本人工関節学会認定医
小林 秀 小林 秀 専任講師 膝関節外科 日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本リウマチ学会リウマチ専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本人工関節学会認定医
中山 ロバート 中山 ロバート 専任講師 骨軟部腫瘍 日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本整形外科学会認定骨軟部腫瘍医
松村 昇 松村 昇 専任講師 肩関節外科 日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定スポーツ医
名越 慈人 名越 慈人 専任講師 脊椎・脊髄外科 日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医
日本医師会認定産業医
鈴木 拓 鈴木 拓 専任講師 手・肘の外科 日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本手外科学会専門医、指導医
日本リウマチ学会専門医
日本体育協会公認スポーツドクター
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本整形外科学会認定リハビリ医
浅野 尚文 浅野 尚文 講師 骨・軟部腫瘍 日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本整形外科学会認定骨軟部腫瘍医
森 智章 森 智章 講師 骨軟部腫瘍 日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本整形外科学会認定骨軟部腫瘍医
大矢 昭仁 大矢 昭仁 講師 股関節 日本整形外科学会認定整形外科専門医
藤江 厚廣 藤江 厚廣 講師 股関節 日本整形外科学会認定整形外科専門医 
鈴木 悟士 鈴木 悟士 講師 脊椎・脊髄外科 日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医
尾崎 正大 尾崎 正大 講師 脊椎・脊髄外科 日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医
日本スポーツ協会認定スポーツドクター
大久保 寿樹 大久保 寿樹 助教 脊椎・脊髄外科 日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医
山口 さやか 山口 さやか 助教 骨・軟部腫瘍 日本整形外科学会認定整形外科専門医
清田 康弘 清田 康弘 助教 手・肘の外科 日本専門医機構認定整形外科専門医 
日本手の外科学会専門医
武田 和樹 武田 和樹 助教 脊椎・脊髄外科 日本専門医機構認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医
金田 和也 金田 和也 助教 膝関節外科 日本専門医機構認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定リハビリ医
日本人工関節学会認定医
松本 達明 松本 達明 特任助教 膝関節外科 日本専門医機構認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定リハビリ医
日本整形外科学会認定スポーツ医
伊賀 隆史 伊賀 隆史 特任助教 脊椎・脊髄外科 日本専門医機構認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医

外来診療表担当表

特殊外来・院内センター整形外科関連のご案内(1)

・骨粗鬆症外来
骨粗鬆症は現在日本国内に約1300万人もの患者が存在し、さらに年々増え続けています。適切な加療を行わなかった場合には、背骨(脊椎)の圧迫骨折や太ももの骨(大腿骨)の付け根の骨折の原因となります。現在、骨粗鬆症治療薬としては内服薬や注射剤、また、投与期間も毎日から半年に1回など、様々なものがあります。骨粗鬆症外来では、脊椎や大腿骨の骨折を予防し生活の質を維持するため、骨密度の測定等により骨粗鬆症を適切に診断した上で、年齢や重症度などを指標に、個々の患者さんに最適化した骨粗鬆症治療を提供しています。
・スポーツ医学総合センター アスリート外来 
整形外科ではスポーツ医学総合センターと協力し、スポーツ障害・外傷の治療に取り組んでいます。メディカルチェックや予防、後療法など、アスリート、スポーツ愛好家のスポーツ復帰を念頭に置いた総合的診療をスポーツ医学総合センターが行うのに対し、整形外科は生じてしまった外傷・障害に外科的治療(手術)を主体とする治療を行い、早期復帰を目指します。
当科医師(上肢:佐藤、松村 下肢:二木、金治)がアスリート外来を兼担しています。

特殊外来・院内センター整形外科関連のご案内(2)

・腫瘍センター 骨転移外来
がんは日本人の死因第一位となっていますが、診断や治療法の進歩により、予後は改善しつつあります。これに伴い、骨転移患者数も増加傾向にあり、有効な治療を継続する為には骨病変への適切な対処が必要です。近年骨修飾薬の出現により骨転移の治療も大きく変化しています。骨転移外来では病的骨折や麻痺の予防から治療まで幅広く対応し、各領域のがん専門医をはじめ多職種で骨転移患者の生活の質が維持される事を目的に様々な取り組みを行っています。
・免疫統括医療センター 整形部門
主に関節リウマチと強直性脊椎炎を対象としており、両疾患とも生物学的製剤を的確に使用することで早期から高い効果が得られます。とくに整形外科的な視点から、関節変形・破壊が進んでいる患者さんには、生物学的製剤の治療を行いながら適切な時期に手術療法を薦めています。すでに壊れた関節があり、日常生活に支障をきたしている場合は手術を組み合わせることで、生物学的製剤の効果を最大限に引出し、快適な生活を営むことが可能となります。

脊髄再生医療について

脊髄再生医療の詳細については以下のウェブサイトをご覧ください。
http://spinalcord.keio-ortho.com/

連絡先

より詳しい情報は当部門の専用webサイトをご覧ください。

受診について

  • 当院では患者さんの待ち時間を短縮するため、予約制を導入しています。
  • ご予約方法は一般の患者さんと医療関係の方で異なります。