小児科

研究内容

医学部信濃町キャンパス(慶應義塾大学病院・リサーチパーク)での研修に加えて、他施設での専門分野の研修を柔軟に支援しています。特に、わが国の小児医療の中心的な存在である国立成育医療研究センターや東京都立小児総合医療センター等では、私たちのプログラムの出身者が後輩を熱心に指導しています。
 本小児科学教室の方針として、早い段階での海外留学を推進しています。研究に主眼をおいた留学を希望する医師も、海外臨床研修を希望する医師もサポートしています。 提携機関はハーバード大学・ボストン小児病院、マサチューセッツ工科大学、カリフォルニア大学、テキサス大学(米国)、フランス国立保健研究所(INSERM)、カロリンスカ研究所(スウェーデン)など多岐にわたっています。もちろん、他の留学先が望ましいと考えられる場合には教室でサポートします。国内外で幅広く勉強が出来るのは、約90年の歴史を持ち、幅広い先輩のネットワークを有する当プログラムならではの特徴といえましょう。

教育内容

こどもたちと遊びながら彼らの成長・発達してゆくさまを見守ることは、人生の最も大きな喜びの一つで、このような喜びを日々、直接的に味わうことが出来るのが、小児科医の醍醐味です。質の高い診療と研究を実践しつつ、次世代を担う医師たちに仕事の楽しさを伝えてゆくことが小児科学教室の研修プログラムの使命です。
 専修医・大学院生を「親がこどもを育てる」ように長いスパンで大切に育て、最終的な目標は、自分で自分の道を切り開いてゆける医師を育てることです。まず10年後、20年後にどのような小児科医になっていたいのか、そのためにどのようなトレーニングを受けたいのかをはっきりとイメージを持って下さい。当プログラムでは、研修者ひとりひとりが自分の「Career Path」を立てやすくするように、また研修者の希望を最大限にかなえることができるように、研修期間中にさまざまなオプションを提供しています。卒後臨床研修必修化に伴う新研修制度下においても、これまで年15〜20名の小児科研修医・専修医を育成してきた実績を生かして、より柔軟な研修プログラムを提供していきたいと考えています。最初の臨床研修で十分な経験を積んでいただき、日本小児科学会専門医資格を取得、その後の専門分野の研修では各自の希望をとりいれるように配慮しています。

主な実績

慶應義塾大学医学部小児科HPをご覧下さい
診療実績

医療連携・紹介制度について

主治医や担当の看護師と連携しながら、患者さんが安心して療養生活が送れるよう、以下のご相談に応じております。

募集・採用について

小児科医の育成に多くの実績を持つ慶應小児科が全力を挙げて取り組む、優れた小児科専門医を目指す、すべての人のためのプログラムです。ここでいう優れた小児科専門医とは、職業人として広い知識、高度な技術、優れた問題解決能力を持ち、かつ、社会人としての常識、人間性を身につけた人材を指します。プログラムの構成は、専修医ひとりひとりの多様な将来計画(career path)に柔軟に対応できるよう配慮されており、研修者の個性を活かした研修が可能です。
 学位や長期の研究期間の取得を希望する人には、専修医課程と同時に大学院に在籍する機会が用意されます。また、海外留学も積極的に支援しています。

指導体制について

誠実で優しい多くの指導医が、熱心に小児医療を教えます。幸い、子どもを全人的に診ることをポリシーとしてきた慶應小児科には多くの分野の指導医がおりますので、どのような病態、疾患に関しても指導が受けられます。
 大学に加え、人気のある国立成育医療研究センター、東京都立小児総合医療センター、首都圏にある市中病院でも研修が可能です。また、妊娠・出産期間は教室員が協力してあなたをサポートします。休職中も、慶應小児科e-learningシステム(体験したい方は下記にご連絡を)を用いて、ご自宅で勉強ができます。

いつでも見に来て下さい

毎年多くの研修医の方が見学に来てくれています。文章や写真だけではアピールしきれませんので、ぜひ一度見学に来てください。慶應あるいは私たち小児科の雰囲気、考えが分かってもらえると思います。慶應は敷居が高いと誤解されている方もいらっしゃるようですが、そんなことはありません。やる気のある方はどなたでもウェルカムです。見学された方の感想も掲載されている当ホームページも見てみてください。
 慶應小児科に興味がある方、見学に行こうかなと思った方は、お気軽に本HPのお問い合わせまでご連絡ください。ご連絡お待ちしています!

連絡先

より詳しい情報は当部門の専用webサイトをご覧ください。