セカンドオピニオン外来対象疾患について

セカンドオピニオン外来対象疾患や診療科は以下のとおりです。

※2024年5月現在、精神・神経科、婦人科、神経内科、リウマチ・膠原病内科、眼科、呼吸器外科、消化器内科、整形外科、心臓血管外科、リハビリテーション科、放射線治療科、耳鼻咽喉科、小児外科にて対応しております。

診療科 主な対象疾患 診療科の特徴
呼吸器内科 肺癌、胸膜中皮腫、難治性喘息、非結核性抗酸菌症、間質性肺炎など 肺癌の個別化医療、難治性喘息の生物学的製剤を用いた治療、非結核性抗酸菌症の治療などに力を入れています。
循環器内科 冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)、弁膜症(大動脈狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症など)、不整脈(心房細動、WPW症候群、心室頻拍など)、肺高血圧症、アミロイドーシス、ファブリー病、心筋症(拡張型心筋症、肥大型心筋症)、心不全、成人先天性心疾患 弁膜症をはじめとする構造的心疾患に対するカテーテル治療(TAVI、Mitraclip、ASD閉鎖術、PFO閉鎖術、左心耳閉鎖術)、冠動脈疾患に対するカテーテル治療(PCI)、不整脈に対するアブレーション治療(心房細動、WPW症候群、心室頻拍など)、肺高血圧症(慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CETPH)に対するカテーテル治療(BPA)を含む)治療、肥大型心筋症(閉塞型肥大型心筋症に対する経皮的中隔心筋焼灼術を含む)診療、その他の心筋症(アミロイドーシス、サルコイドーシス、ファブリー病を含む)診療に力を入れております。
消化器内科

※オンライン実施
消化管腫瘍(食道癌、胃癌、十二指腸癌、小腸癌、大腸癌、直腸癌、消化管間質性腫瘍を含む粘膜下腫瘍など)、神経内分泌腫瘍、原発不明癌、腹膜中皮腫、潰瘍性大腸炎、クローン病、腸管ベーチェット病、遺伝性ポリポーシス(家族性腺腫性ポリポーシス、ポイツジェーガース症候群など)、ピロリ菌感染症、機能性消化管障害(食道憩室、食道アカラシア、機能性胃腸症、便秘症、下痢症)、肝細胞癌、胆管細胞癌、細胆管細胞癌、希少肝腫瘍、ウイルス性肝炎、アルコール性肝炎、非アルコール性脂肪性肝疾患、劇症肝炎、急性肝不全、肝硬変、自己免疫性肝炎、原発性硬化性胆管炎、原発性胆汁性胆管炎、十二指腸乳頭部腫瘍、胆石、胆嚢炎、総胆管結石、胆管炎、膵癌、膵炎、自己免疫性膵炎 消化器内科は、内視鏡センター、腫瘍センター、消化器外科、放射線診断科、予防医療センター、免疫統括医療センターなどと連携し、がん、免疫難病、肝不全、肝移植、特殊内視鏡治療など大学病院特有の難治疾患に対し適切かつ迅速に診断・治療を進めてまいります。
表在性の消化管腫瘍に対する内視鏡診断は拡大内視鏡や超音波内視鏡を用いた精密な診断を行っており、最近増加している炎症性腸疾患に関連する腫瘍の診断症例も豊富です。内視鏡治療(EMR、ESD)は高難度の十二指腸ESDを多数実施するなど全国各地から紹介される症例に対応しています。最近では食道憩室に対する経口内視鏡的憩室中隔筋層切開術(Z-POEM)や胃粘膜下腫瘍に対する内視鏡的全層切除術(EFTR)などの先進的な治療を行っています。炎症性腸疾患や小腸出血の検索のために行う小腸内視鏡も多数実施しています。
切除不能進行・再発癌に対する抗がん剤や分子標的薬剤・免疫チェックポイント阻害剤を用いた化学療法や放射線療法を組み合わせた集学的治療を行っています。
また免疫チェックポイント阻害剤による副作用である腸炎や肝炎などの消化器系のトラブルにも豊富な知識や経験をもっております。
潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患(IBD)の先端治療・研究を行っており、日本有数のIBD診療施設として日本のIBD診療をリードしています。
ピロリ菌感染症は正確な菌株の評価と患者さんの体質を考え、難治例に対しても適切な治療を行っています。機能性消化管障害は食事・栄養評価を含めた統合的評価治療と臓器毎の機能評価を行っております。
肝疾患については、肝細胞癌に対するラジオ波・マイクロ波焼灼療法などの低侵襲治療波や肝動脈塞栓術、全身化学療法、また劇症肝炎、急性肝不全に対する集学的治療などに力を入れています。
胆膵疾患については、内視鏡的胆管・膵管・胆嚢ドレナージ術や胆管・膵管結石除去術をはじめ様々な内視鏡検査・処置を迅速かつ的確に行っています。
腎臓・内分泌・代謝内科 慢性腎臓病、慢性腎不全、急性腎不全、糸球体腎炎、多発性嚢胞腎、遺伝性腎疾患、高血圧症、電解質異常、視床下部・下垂体疾患、甲状腺機能亢進症(バセドウ病含む)、甲状腺機能低下症、甲状腺腫瘍、副甲状腺機能亢進症、副腎疾患(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫)、肥満、糖尿病、脂質代謝異常、痛風・高尿酸血症、メタボリック症候群 腎炎に対する診断・治療(腎生検による診断,免疫抑制剤による治療など)、腎代替療法(血液透析、腹膜透析、透析シャント拡張術、療法選択の相談)、嚢胞腎・遺伝性腎疾患、腎疾患の小児成人移行期医療、下垂体・甲状腺・副甲状腺・副腎疾患の関連科との連携による適切な検査・診断・治療、甲状腺穿刺吸引細胞診、原発性アルドステロン症の治療、2型糖尿病(寛解導入、注射回数の見直し、サルコペニア予防)、肥満治療、1型糖尿病(インスリンポンプ療法の外来導入)、遺伝糖尿病、糖尿病足病変のフットケア
神経内科

※オンライン実施
多発性硬化症、重症筋無力症、筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病、脳血管障害、頭痛、脊髄炎 当院の神経内科では、神経免疫疾患(多発性硬化症、重症筋無力症、炎症性筋疾患など)、脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)、神経変性疾患(パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症など)、頭痛(片頭痛など)などを中心とした神経疾患に関する診療を行っております。
血液内科 急性/慢性骨髄性白血病、急性/慢性リンパ性白血病、骨髄異形成症候群、骨髄増殖性腫瘍(慢性骨髄性白血病・真性多血症・本態性血小板血症・骨髄線維症)、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、キャッスルマン病、発作性夜間ヘモグロビン尿症、その他の非腫瘍性造血器疾患(溶血性貧血、特発性血小板減少性紫斑病など) ・CAR-T細胞療法
・造血幹細胞移植(自家・同種)
・化学療法
・当院は複数のCAR-T細胞療法の認定施設です。
また、日本造血・免疫細胞療法学会認定の移植施設であり、自家・同種(骨髄・末梢血・臍帯血)移植ともに、全国有数の件数を施行しています。
造血器腫瘍から非腫瘍性の血液疾患まで幅広く対応しております。
リウマチ・膠原病内科

※オンライン実施
関節リウマチ、成人Still病、リウマチ性多発筋痛症などのリウマチ性疾患
全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、多発性筋炎・皮膚筋炎、全身性強皮症、血管炎症候群などの自己免疫疾患、 その他、IgG4関連疾患、ベーチェット病、自己炎症症候群など。
私たちの診療科で扱う疾患はいずれも原因不明の難病です。
現在でも根治的な治療法はありませんが、科学的根拠(エビデンス)に基づいて、個々の患者さんの症状、合併症、社会的背景に応じて治療方針をたてています。
近年の生物学的製剤、JAK阻害薬の導入により、関節リウマチをはじめとしたリウマチ性疾患・膠原病の治療は飛躍的に進歩しましたが、有効な治療法のない難治性病態が数多く残っています。
それらに対しては、これまでの研究に基づいた先進的な治療法を積極的に行っています。
さらに、患者さんへの思いやり、礼と誠意を重んじ、患者さんを病気としてではなく、病気や障害を抱えながら家庭や社会とのかかわりの中に生きる人間(ひと)としてとらえる全人的な医療を心がけ、日々診療に当たっております。
一般・消化器外科 乳癌、食道癌、胃癌、大腸癌、肝臓癌、胆道(胆管・胆嚢)癌、膵癌、十二指腸癌、肉腫、閉塞性動脈硬化症、腹部大動脈瘤、肝転移、肝腫瘍全般、生体・脳死肝移植 消化器・血管・乳腺に関わるすべての腫瘍や病気について、切除をご希望であれば、丁寧にご説明し、可能な限りご要望にお応えいたします。また、低浸襲手術、ロボット手術、多臓器合併切除を伴う高難度手術、整容性を重視した乳癌手術を積極的に進めております。
呼吸器外科

※オンライン実施
肺癌、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍、気胸、膿胸、漏斗胸、その他胸部疾患すべて 肺癌は他院で切除不能と考えられ手術適応なしとされた症例も、他科(心臓血管外科、整形外科など)と連携し外科手術可能となった症例もあるので是非ご相談いただきたい。気胸はホットラインを立ち上げ積極的に難治性気胸を受け入れている。漏斗胸は漏斗胸外来を立ち上げ全国から患者を受け入れている。現在漏斗胸手術は全国有数の症例数となった。縦隔腫瘍は重症筋無力症を合併する症例などにも神経内科と協力し対応可能である。転移性肺腫瘍を含めた胸部悪性腫瘍に対して経皮的凍結融解壊死療法(クライオアブレーション)を2023年5月より患者申出療養として再開した。
心臓血管外科

※オンライン実施
胸部大動脈瘤、腹部大動脈瘤、急性大動脈解離、慢性大動脈解離、解離性大動脈瘤、冠動脈硬化症、狭心症、心筋梗塞、心室瘤、重症心不全、心筋症、心臓弁膜症(大動脈弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症など)、小児先天性心疾患(心房中隔欠損症、心室中隔欠損症、ファロー四徴症、単心室、大動脈縮窄・離断症など)、成人先天性心疾患 大動脈疾患、先天性心疾患、後天性心疾患の全ての心臓大血管病変に対応可能です。低侵襲心臓手術(MICS、ロボット手術、TAVI、大動脈ステントグラフト、ハイブリッド手術)にも積極的に取り組んでいます。
脳神経外科 ・髄膜腫、下垂体腫瘍、神経鞘腫、脊索腫、神経線維腫症2型、神経膠腫・脳動脈瘤、脳脊髄動静脈奇形・硬膜動静脈瘻、内頚動脈狭窄症・キアリ奇形、てんかん 脳腫瘍(特に頭蓋底腫瘍)に対する個別適切な開頭/内視鏡手術、動脈瘤・脳脊髄動静脈奇形・動静脈瘻に対する脳血管内治療、低侵襲小児脳神経外科手術、機能的手術
小児外科

※オンライン実施
・胆道閉鎖症(先天性)胆道拡張症、総胆管拡張症、総胆管のう腫、小児の顔面・頸部疾患(正中頚嚢胞・側頚瘻、梨状窩瘻)、小児悪性腫瘍、先天性食道閉鎖症、胃食道逆流症、肥厚性幽門狭窄症、先天性横隔膜ヘルニア、臍帯ヘルニア・腹壁破裂、先天性十二指腸閉鎖・狭窄症、先天性嚢胞状腺腫様形成異常(CCAM、CPAM)、リンパ管腫(リンパ管奇形)、リンパ管腫症、鼠径ヘルニア、陰嚢水腫、停留精巣、臍ヘルニア、ヒルシュスプルング病、ヒルシュスプルング病類縁疾患、鎖肛、腸回転異常症、急性虫垂炎、腸重積症、メッケル憩室、漏斗胸 小児悪性固形腫瘍:小児固形腫瘍(肝芽腫、神経芽腫、腎芽腫、胚細胞腫瘍など)における外科治療を行っています。胚細胞腫瘍委員会の事務局を務め、国際多施設共同臨床研究を行っています。難治性腫瘍に関する相談も受け付けています。
新生児外科治療:産科、小児科新生児班と協力し、出生前診断症例の治療を行っています。出生前診断症例を含めたご相談を受け付けています。
低侵襲手術:悪性腫瘍手術・先天性胆道拡張症・総胆管嚢腫、漏斗胸、胃食道逆流症、鼠径ヘルニアなどを含む既存の手術に対する低侵襲手術に関するご相談を受け付けています。
腸管不全:腸管機能リハビリテーションセンターを立ち上げ、短腸症候群に対する新薬レベスティブ(テチュグルチド)治療、ヒルシュスプルング病、ヒルシュスプルング病類縁疾患などの長期静脈栄養を必要とする腸管不全の方の診療を行っています。 肝移植・小腸移植:小児肝移植・小腸移植を行っています。他院で移植を受けられた方、勧められた方のご相談も受け付けています。
難治性リンパ管腫・リンパ管疾患・脈管奇形:リンパ管疾患治療グループにて、形成外科、放射線科と協力し、治療を行っています。内服治療、硬化療法、切除療法などの選択肢の中から、より良い治療の提案を行っています。
排便機能障害:慢性便秘症、直腸肛門奇形、総排泄腔遺残術後の排便機能障害などの治療を行っています。現在、消化管機能研究会、直腸肛門研究会の事務局を務め、全国調査研究などを行っています。
大学病院という特色を生かし、成人科との連携も行っています。また、海外の患者さんや海外で手術を既に受けられた方の受け入れも行っています。
整形外科

※オンライン実施
脊椎・関節疾患一般、頚椎症性脊髄症、腰部脊柱管狭窄症、変形性関節症、骨軟部腫瘍、手の障害、スポーツ障害 整形外科では脊椎・関節疾患一般を対象に治療を行っていますが、特に側彎症、脊髄腫瘍、人工関節手術、関節鏡手術、関節リウマチの外科的手術、胸郭出口症候群、骨軟部悪性腫瘍、がん骨転移、類骨骨腫、骨巨細胞腫、神経線維腫、骨軟骨腫(外骨腫)、線維性骨異形成などに対して先進的な治療を行っており、他の医療機関では対応が困難な症例に対する治療に力を入れています。
リハビリテーション科

※オンライン実施
脳卒中、脊髄損傷、神経・筋疾患、悪性腫瘍(がん)、リンパ浮腫、小児疾患、切断、骨関節疾患、心疾患、慢性閉塞性肺疾患、嚥下障害、高次脳機能障害、外傷性脳損傷、関節リウマチ 先端的な治療:脳卒中の手の麻痺に対するニューロリハビリテーション、脳卒中による痙縮に対する治療、悪性腫瘍(がん)のリハビリテーション、がん治療後の続発性リンパ浮腫
特殊外来:装具外来、ボツリヌス療法外来(上下肢痙縮・脳性麻痺・痙性斜頚)、嚥下障害外来、高次脳機能障害外来、痛み診療センター運動療法外来(痛み診療センター)、がんリハビリテーション外来(腫瘍センター)
形成外科 きずあと・ケロイド・瘢痕拘縮、褥瘡・難治性潰瘍、顎顔面の変形、口唇口蓋裂、頭蓋縫合早期癒合症、眼瞼下垂、耳介の形態異常、外鼻変形、顔面の外傷や骨折、顔面神経麻痺、頭頚部再建、腫瘍切除後再建、乳房再建、巨大色素性母斑、血管腫・血管奇形、リンパ浮腫、多指症・合指症、神経線維腫症 形成外科では、主に外から見える形態の異常を、手術で正常に近づける治療を行っています。
重篤な機能障害のみでなく、きずあとをはじめとする幅広い疾患を対象に整容的な側面も重視し一流の治療を提供しています。
治療の対象になるかどうか迷う症例についてもお気軽にご相談ください。
小児科 神経、臨床遺伝、血液腫瘍、内分泌・代謝、感染症、精神保健、循環器、呼吸器、腎泌尿器、免疫アレルギー、新生児、集中治療など(他、小児科HPもご参照下さい。http://pedia.med.keio.ac.jp/wp/ 未診断疾患のゲノム解析、CAR-T療法、同種移植、性分化疾患、副腎疾患、心房中隔欠損症の低侵襲治療(腋窩切開を含む)、難治性蛋白漏出性胃腸症のリンパ瘻塞栓、胎児・成人先天性心疾患、臓器移植患者への予防接種、脊髄性筋萎縮症に対する核酸医薬品・遺伝子治療、消化管アレルギー、喉頭/気管支内視鏡検査など
産科 合併症妊娠、胎児異常、不妊症、不育症、月経内分泌異常、出生前診断 胎児異常、がん・生殖医療、生殖外科、卵管鏡下卵管形成術、着床前診断
婦人科

※オンライン実施
婦人科悪性疾患(子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌、外陰癌、絨毛性疾患など)、婦人科良性疾患(子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮内膜症など)、子宮頸部異形成、鏡視下手術(腹腔鏡下手術、ロボット支援下手術、子宮鏡下手術)、妊孕性温存治療(子宮頸癌、子宮体癌、子宮内膜増殖症、卵巣癌、精索間質性卵巣腫瘍)、発生異常による疾患(ロキタンスキー症候群、膣閉鎖、双角子宮など)、女性医学(更年期、ヘルスケア)、遺伝相談、免疫療法 子宮体癌・内膜増殖症を対象としたMPA療法や、子宮頸癌に対する広汎子宮頸部摘出術、子宮頸部異形成のレーザー蒸散術を積極的に行っているほか、遺伝性乳癌卵巣癌症候群の患者管理や、婦人科がん経験者の全般的ヘルスケアの相談に力を入れています。
また、先進医療として進行子宮頸癌にする免疫療法(TIL療法)を実施しています。
眼科

※オンライン実施
白内障、ドライアイ、緑内障、水疱性角膜症、円錐角膜、涙道閉塞症、網膜剥離、糖尿病網膜症、黄斑疾患、流行性角結膜炎、近視、眼瞼下垂、加齢黄斑変性症、アレルギー性結膜炎、角膜移植など 慶應義塾大学病院眼科は、一般診療はもちろんのこと、19の専門外来を兼ね備えており、ほぼすべての眼疾患に対応できる体制をとっています。 眼科医療の“最後の砦”としての治療を提供できる体制を整えています。
専門外来:セカンドオピニオン、網膜硝子体、角膜、アレルギー、ドライアイ、ドライアイコンタクト、白内障、ICL外来、学童近視、オルソケラトロジー、強度近視、緑内障、小児眼科、メディカルレチナ、眼形成眼窩外科、円錐角膜、網膜変性、眼炎症、ロービジョン外来
皮膚科 皮膚悪性腫瘍(乳房外パジェット病、メラノーマ、血管肉腫など)、自己免疫性水疱症(天疱瘡、類天疱瘡など)、乾癬、アトピー性皮膚炎、膠原病に伴う難治性皮膚症状・血管炎 天疱瘡に対する抗CD20抗体治療、血漿交換療法や新規治療法のほか、類天疱瘡や後天性表皮水疱症などの自己免疫性水疱症の診断や治療に力を入れています。
また、皮膚がんである乳房外パジェット病の手術治療や新規治療を含む全身療法の治療経験が多く、診療科間連携による適切な治療が提供できます。その他に、悪性黒色腫、有棘細胞癌、血管肉腫、菌状息肉症をはじめとした皮膚悪性腫瘍の治療にも注力しています。
アトピー性皮膚炎については、一人一人の病状に合った治療法の提案と提供が可能です。
泌尿器科 泌尿器悪性腫瘍(前立腺癌、尿路上皮癌、腎癌)、小児泌尿器疾患、腎移植、排尿障害、女性泌尿器疾患 ロボット(daVinci, Hinotori)支援手術、悪性疾患治療(治験を含む)、小児先天疾患手術、人工尿道括約筋、男性不妊、遺伝性前立腺癌
耳鼻咽喉科・頭頸部外科

※オンライン実施
頭頸部腫瘍(鼻副鼻腔、口腔・咽頭、甲状腺、唾液腺、副咽頭間隙、頭蓋底)、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、外耳中耳奇形、耳硬化症、側頭骨腫瘍、聴神経腫瘍、外耳道癌、聴器癌、喉頭悪性腫瘍・再発性呼吸器乳頭腫症、声帯麻痺 咽頭癌に対する内視鏡手術(TOVS, ELPS)、鼻副鼻腔腫瘍に対する内視鏡手術(EEA)、中耳疾患に対する聴力改善手術、側頭骨腫瘍・聴神経腫瘍に対する側頭骨頭蓋底手術、聴器癌に対する集学的療法、経口的腫瘍切除術(Transoral Laser Microsurgeryicrosurgery:TLM)、甲状軟骨形成術・披裂軟骨内転術・声帯内注入術
精神・神経科

※オンライン実施
統合失調症、うつ病 治療抵抗性統合失調症に対するクロザピン治療、治療抵抗性うつ病に対するrTMS(反復性経頭蓋磁気刺激)治療やmECT(修正型電気痙攣療法)、ケタミン点滴治療をご希望される場合、これまでの経過や主治医の先生方のご意見を参考に、ご本人とご家族をまじえて、その妥当性を検討しております。
妥当という判断に至った場合、通常治療、臨床研究や治験を併用しつつ、それぞれの治療を提供してまいります。
放射線治療科

※オンライン実施
脳腫瘍・頭頚部腫瘍・肺癌・食道癌・乳癌術後・肝臓癌・前立腺癌・婦人科腫瘍(子宮頸癌など)・悪性リンパ腫・転移性腫瘍・オリゴメタスタシス(少数転移) 放射線治療全般について。とくに肺・肝・前立腺・オリゴメタスタシス(少数転移)に対する体幹部定位放射線治療、前立腺に対する小線源治療、子宮腔内照射は治療成績が高い治療法です。手術など他の治療と迷われている方、他の治療が行えない方に、放射線治療について他の治療法と比較しながら,メリット、デメリットをていねいに説明させていただきます。
放射線診断科 内臓動脈瘤(腎、脾、肝、十二指腸、膵)、オスラー病などによる肺動静脈奇形(瘻)、その他動静脈奇形、リンパ漏(乳び胸、乳び腹水) IVR(画像下治療)による動脈瘤や動静脈奇形、リンパ漏に対する塞栓術
麻酔科 <手術麻酔>極度の心肺疾患、気道異常、重症アレルギーなど一般病院では麻酔困難な患者様

<痛み診療センター>慢性疼痛、帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛、頸椎ヘルニア、頸椎症、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、圧迫骨折、複合性局所疼痛症候群(CRPS)、閉塞性動脈硬化症、バージャー病、頭痛、頚部・肩の痛み、腰痛、下肢痛、術後痛、三叉神経痛など
<手術麻酔>複数診療科、多職種と共に連携し、経験豊富なスタッフが知識と技術、機材を駆使し安全な麻酔管理を行います

<痛み診療センター>各種神経ブロック(硬膜外、神経根、星状神経節、腕神経叢)、運動療法、脊髄刺激電極植え込み術、ラクツカテーテル治療など
救急科 多発外傷、頭部外傷、胸腹部・骨盤外傷、開放骨折・重度四肢外傷
急性腹症、腹部コンパートメント症候群
心肺停止・心肺停止蘇生後症候群、重症COVID-19感染症、sepsis・septic shock、壊死性軟部組織感染症
重症熱傷、中毒、熱中症、低体温症
外傷・内因性疾患を問わず、適切な初期診療および蘇生、根治療法、集中治療の施行
中枢神経領域を除く全外傷に対する根治術の施行
重症熱傷に対する手術加療、自家培養表皮ジェイスなどを用いた移植術の施行、集中治療の施行
皮膚欠損層に対する陰圧閉鎖療法・分層植皮術
重症COVID-19感染症をはじめとする重症感染症に対する集中治療の施行
歯科・口腔外科 口腔がん、顎口腔腫瘍、顎変形症、その他口腔外科疾患、口腔粘膜疾患、歯周病、顎関節症、口腔顔面痛、慢性頭痛、小児頭痛、欠損補綴 顎骨の病変切除後の顎骨再建、広範囲顎骨支持型補綴、デジタルデータやナビゲーションシステムを用いた顎矯正手術、筋筋膜痛に対する理学療法(セルフマッサージ、セルフストレッチ)を中心とした治療
総合診療科 診断困難な各種症状 院内専門各科との連携と橋渡し
腫瘍センター 各種固形がん、家族性腫瘍 がんゲノムプロファイリング検査(保険診療および自由診療)、各種固形がんに対する薬物療法、特殊な内視鏡治療(十二指腸腫瘍)
スポーツ医学総合センター スポーツ外傷(骨折、靱帯損傷、肉離れ、他)、スポーツ障害(野球肘、野球肩、テニス肘、他)、運動処方(心不全、糖尿病、透析などの腎疾患など) 個々の病態に適切な保存療法・手術治療, 大学体育会チームドクターを受託

お問い合わせ

慶應義塾大学病院 セカンドオピニオン外来事務局
受付時間:第一、第三土曜日、日曜・祝日を除く、月~土 8:30~16:30

  • Tel:03-3353-1139
  • Fax:03-5363-3865